団塊世代の筆者は毎年夏になると、夕方気温が30度を下回る頃、頭から水を被って野川沿いを5~7km程走る事にしている。その走る際に野川沿いの樹にいるセミを見つけては、そーっと近寄って手掴みで捕獲するのが楽しみになっている。勿論すぐに放す。
これは、老化現象を少しでも抑える意味での修練、五感のリハビリに最高の習慣。まず、走りながら見難い林の中の木々の幹に留まっているセミを発見し種別まで判別することで、老い行く視力の復活に努めている。セミの鳴く声でその位置を推察する事も重要。
走る事で、膝関節、腰の強化を保持できる。走って疲れる事で熟睡に繋がる。老化に対してサプリだ医薬だと自分の努力なしに人頼み、薬頼みの人間のなんと多い事だろう。最近は女性の方が何に関しても、太極拳、ジムトレ、トレッキングなど実際に体を動かすなど積極的で努力される方が多い。
‥‥という事で、具体的に今年のセミの記録をご紹介。今年、東京のセミは6月に9日間も猛暑日が続いたため妙な出方をした。ニイニイゼミは6月末から鳴いてはいたが、アブラゼミが遅く、アブラよりも早く鳴き出したミンミンの方が羽化数が多かったのではないだろうか?未だに鳴いている。
通常だとツクツクホウシはお盆の頃にはガンガン鳴くのだが、今年は遅い鳴き出しだったような気がする。8月も終わり28日の昨日も朝からミンミンゼミの声がうるさい、今年の夏は暑くて長い様だ。
先ずはアブラゼミ。上野公園で二匹並んで留まっていたところを両手でゲット。
二匹一気のゲットは二度目。
こちらはミンミンゼミ2匹ゲット。
ツクツクホウシは小さいのでなかなか難しい。
ヒグラシは一番警戒心が強い。
これは野川沿いで採集。
ニイニイゼミは3回捕獲。羽化前の動く幼虫の動画も確保。
団塊世代にとって素手でのセミ捕りは非常に意義深い行為だと思うが如何?