2019年3月15日金曜日

戦場ヶ原でいわゆるアカウソに遭遇! I encountered Eurasian Bullfinch red type(P. p. rosacea)at Oku-Nikko Senjogahara.

 何故か昨日のウソの巻、アクセスが非常に多かった。今日はその続編でアカウソの巻。
 アカウソだかどうだか怪しい個体は除き、明らかに赤い胸・腹をしている個体のみを掲載しようと思う。
 「気のせいじゃないの?」と言われるのが一番悔しいので、誰が見ても差異を感ずる画像を慎重に選んだ。

 今回は出現しなかったが、いわゆるベニバラウソという胸が真っ赤なタイプには数年前裏磐梯の休暇村裏のクロカンコースで早朝遭遇したので、比較する意味で画像を後半に掲載してみた。ベニバラウソに出遭ったのはこの時只一回だ。

 ウソはカワラヒワと一緒に行動することが多いのは、良く知られた事だ。餌が同じなのだろうか?裏磐梯でも八ヶ岳でもそういうシーンが多かった。

 山階鳥類研究所の判断だとウソもアカウソも渡りの数カウントの際はウソとして数え、アカハラと普通タイプを分けていないという事らしいが、ウソではないだろうか?きっとツグミの数も普通のツグミとハチジョウツグミの数をまぜこぜにするのだろう。
 冗談はさておいて、一応学名が違うんだから違う種として観てあげたい。

山階鳥類研究所から贈られて来たウソのポストカード。

これだけ腹が赤ければアカウソと言ってもウソでは無かろう?


普通のウソ(上)と比べれば一目瞭然。

前を向けば更に良く判ろう?

カワラヒワと一緒でも意地悪をされるようだ。

体当たりされて嫌がるウソのオス。

こちらは十年前裏磐梯の雪原でクロスカントリースキーを履いて撮影に出た際、早朝遭遇したベニバラウソと思われる個体。

遠くから見ても「赤い鳥」というイメージだった。

足で後頭部を掻いていた。しかし朝陽が当たると気持ち悪い程の赤さだった。正直に言うと、この当時はまだ野鳥の種類をあまり知らず、実はウソという野鳥に出遭った最初がこの個体だった。