2019年3月22日金曜日

北海道, 冬の野鳥再発見シリーズ その5.納沙布岬のオオワシ。 Discover Hokkaido wild birds of winter again series Vol.5. Steller's sea eagle of Nosappu peninsula.

 オジロワシが続いた後はやはりオオワシ(=Steller's sea eagle)の出番だろう。まだオジロワシの画像は数百カット以上あるのでこれから続けて精査するとして、オオワシの画像も少し覗いてみようと思う。

 雑誌BIRDERという比較的高額な野鳥写真雑誌があるが、筆者は店頭でチラ見をする程度で定期購読していない。しかし野鳥界の先輩方に頂いたものが100冊ほどあるので、飽きずに引っ張り出しては読んでいる。
 どちらかというと野鳥の特集が非常に多いNational Geographicの方がオリジナル版、翻訳版含めて好きでほぼ毎回買っている。

 このオオワシ。琵琶湖東岸や日光中禅寺湖附近、茨城県涸沼などに出没するというので珍鳥好き、猛禽好きが情報に合わせて集団移動しているようだが、筆者は加わった事は無い。

 今回撮影のオオワシは根室半島全域~春国岱~風連湖エリアで厳冬期の1月末に撮影したもの。
オオワシは意外にユーモアたっぷりの顔つきなのだ。

暫くレンタカーの傍でしゃがんでレンズを向ける筆者に目線をくれた。

3分以上周りを見渡した後、おもむろに北に向かって飛び立った。

時折、体をブルブルさせながらまっすぐ飛び、

沖合で南へ進路変更をして花咲港方面へ向かうオオワシ。


 極寒の根室半島をバックに悠々と飛ぶオオワシ。北海道の大地で野鳥を撮影する場合は「ノートリ」等というバカなことを狙わず、北海道の大自然を背景に納める事をお薦めする。ノートリのアップなら旭山動物園の猛禽類コーナーへ行けば済む話だろう?