2018年12月18日火曜日

球磨川本流でホオジロガモに遭遇。 I encountered Common Goldeneye at Kumagawa .

 ヤマセミの収録中、人吉のお住いの我が師匠から球磨川本流でホオジロガモを発見したとの記述が毎日頂くEメールにあった。ホオジロガモは富士山麓の田貫湖で2年前遭遇、やたらそっくり返ってディスプレイを行っていた場面に遭遇。このブログでもご紹介済みだ。

 しかし北日本での目撃報告は多いものの九州、それも南九州に当たる熊本県内では結構出遭い難い種のようだ。
 このホオジロガモ、「日本へは亜種ホオジロガモが冬鳥として渡来する。北日本に多く渡来し、本州中部以南で観察される個体は多くない。」との記述があるほど。

 おまけに、この鳥潜るのが大好きと見えて、浮いている時間が滅茶苦茶少ない。潜っている時間が9割ほどと思えるくらいなかなか撮影しにくい…というより、何処に浮いてくるか判り難い点でミコアイサやウミアイサに非常によく似ている。動きはカモというよりアイサ系かもしれない。

 今日のヤマセミ動画収録は収録映像を確認していて大笑いした映像があった。相変わらずフリーハンドなのでブレまくりなのだが、ダイブしてゲットした獲物を何故か空中でホバリングしている間に撮り落とし、慌てて落下する魚を追いかけたのだが見失い逃げられてしまい鳴きながらホバリングして落としたあたりを見て悔しがる姿が収録されていた。

 大型ダンプが行きかう鉄橋橋の橋脚からダイブして見事採餌成功の一部始終も収録できた。ビデオ二日目にしては幸先の良い一日だったが、バテタ。

 で、ホオジロガモ。
これがホオジロガモ。

確かにほっぺたに白い部分があるのでそういう名がついたのは判るが、英語表記はゴールデンアイ=金色の眼、特徴をつかむにもお国柄が出るのだろうか?

水面に出ている時間は非常にというより異常に短いので、こうして頭を下げたらすぐ潜ってしまい見えなくなる。


まず頭を浸ける!

人間が素潜りをするときと一緒。



最後にしっぽが跳ね上がって・・・。

小さい水しぶきで潜水。

たった一カット、口を開いた画像があったがあまりカッコ良くなかったが、これが普通だろうか。画像が不鮮明だが実は咥えた魚がくちばしに見えているのカモ?