一昨日の桜越し早稲田大学大隈講堂。雑誌「蛍雪時代」を想い出した。
ホトケノザはいつの間にか気が付かぬうちに地面を覆う。
沈丁花の匂いは金木犀の匂いに似るが甘さが強い気がする。
既に開花した大好物のコブシの花弁をついばむヒヨドリ。
そんな中、地元エリアでは結構珍しい(居るんだろうが、なかなか遭遇し難い)アオバトに遭遇。完全に日陰の枝にとまって寛いでいた。羽繕いの後、やにわに目の前の細枝にくちばしを伸ばし手前に引いたが、折る事もなくそのままだったが、営巣の材料収集の準備に入ったように感じたが如何だろう?
地面に落ちている細枝を拾うのではなく、生えている木の細枝を折り取って巣を造るのであれば興味深いと思った次第。アオバトは樹上に細枝で丸いお皿の様な巣を造るらしいので、乾燥しきった枝では折れてしまう為巣作りをしにくいのだろうか?興味は尽きない。
パッと見ると一体どこにアオバトが居るのか判らない。
時折下を見るが、さして警戒するそぶりはない。
人間には結構慣れているのだろうか?
やにわに首を伸ばし、
細枝を咥えにいき、
枝を咥えて・・・、
手前に引いてきた。
この時は、暫くして離してしまったが、こうして細枝を集めるに違いないと確信した。こうして鳩類の営巣が始まるのだろう。