サンドニ寺院のエリアも結構その類らしい。
2011年、サン=ドニ・フェスティバルの頃、昼と夜の姿をスナップ撮影したが、2015年パリ同時テロの際、主犯格が住んでいたのがこのサンドニの街の一角にあったアパートだった。
2011年当時にはまだ住んでいなかったのだろうが、その通りを何度も往復したし、アパートの真横を通っている。
TVの報道を見て、観た事のある通りだと思い、今回の画像を振り返ったら同じ場所だったので驚かされた。
生粋のフランス人はこの辺りには多くないようだ。イスラム系、アフリカ系が多く住んでいて、洋服屋のマネキン人形が皆茶色だったのに驚いたのを覚えている。
頭に布を巻いて笊を載せて歩いているご婦人も数人見かけた。バナナの房を頭上に乗せたまま歩いている人もいた。本当に此処はパリなのかと思ったものだ。ホテルには窓が無かったし、2泊だけして中心部へ退避したのも覚えている。
フェスティバルの夜は遅くまで騒ぎが続く。
パリ同時テロの主犯格がつかまったサン=ドニの目抜き通り(夜)
同じ場所の昼の姿。
此処のマルシェ(市場)は非常に大きい。
もうファッションもへったくれも無い、価値観のまったく違う空気・世界が広がっていた。
サン=ドニ・フェスティバルの翌朝は閑散としていた。