2018年3月22日木曜日

ヒレンジャクの10分後にキレンジャクに遭遇した戦場ヶ原!  I encountered Bohemian waxwing, 10 minutes after to met Japanese waxwing at Senjogahara wet-land.

 やはり今年の日本列島には数多くのレンジャクが飛来したようだ。色々な野鳥の情報源を紐解くとヒレンジャクとキレンジャクは日本に来る数が年によって非常にバラツキがあるという。
 全く見かけない年もあるというのだが、今年は当たり年だという事が良く判る。

 毎日ヤマセミの動静をメールで教えて下さる人吉市の先輩たちの情報にも、やたら多くのヒレンジャクの目視、あるいは撮影情報が多かった。ヒレンジャクは西日本、キレンジャクは東日本に多いという。

 今年の奥日光戦場ヶ原では1日にその双方に遭遇できた。但し数は少なくいずれも10~20羽の小群だった。マヒワの群れは100羽を超す群れだったがレンジャク系は小さな群れだった。この先5月の連休前後に成るともう少し大きな群れになるのかもしれない。

 観察をしてみると、普通はヤドリギの実、ズミの実を食べる事が多いのだが、今回キレンジャクはズミの実ではなく、カラマツの新芽を食べていた。どのあたりを目安に探せば良いかは餌にする食料(木の実・芽)を注意しながら木道を進むと良いだろう。

このキレンジャクは木道に沿って2か所で遭遇したのだが・・。

違う群れだったのかもしれない。

小さな群れが3~4集団に別れている様な気もする。

此処までがズミの実に狙いを定めたグループで、

これ以降のカラマツの高枝に居るのが第2グループだったかも。

盛んにカラマツの新芽を食い漁っていた。



チリチリ、あるいはリーンリーンと鈴を転がしたような綺麗な声で鳴き続けていた。鳥の声とはとても思えない。今まで1日にヒレンジャク・キレンジャクを両方観られた事は無かった。いい経験をさせた貰ったが今日の大雪で、また奥日光戦場ヶ原は木道の歩行が困難になったかもしれない。行かれる方は北海道仕様の滑らない長靴が必要かもしれない。