2017年11月20日月曜日

アオアシシギを観察した。I Observed the Greenshank at Sunagawa of Kumamoto Pref.

 アオアシシギはクサシギ属の結構大型のシギだ。足の色が草色だが既に属の代表的な存在にクサシギという名があるためアオアシシギとなった様だ。緑色に見える信号を青信号というのと一緒だろうと想像している。

 このアオアシシギは旅鳥で水を張った水田や沼や浅い川。あるいは干潟に渡りの途中立ち寄る旅鳥とされている。過去において筆者は金剛干拓、人吉盆地あさぎり町の水田などで幾度か遭遇できている。今回もこの砂川以外で球磨川河口部の干潟にバラバラながら10羽以上いたのを目視撮影できている。

 割に単独行動の多い野鳥のようだが、河口部においては数羽まとまって行動しているようだ。それでも6~7羽がせいぜいで数十羽というのはまだ見たことがない。

 球磨川河口部での観察ではシャコ、カニなどを採餌していた。此の球磨川河口部や砂川の河口から2~300mは砂泥の中に沢山の獲物が居るのだ。野鳥のいる所餌が豊富という定説は此処でも生きている。
 

干潟になるとこのまま全面カニだらけの八代海干潟・球磨川河口部。

早速カニをゲット。

満潮時でも岸の傍で何かをゲット。


飛び立つと背中から尾羽までの白い部分が目を引く。


チョチョチョーと鳴きながら飛ぶことが多い。

次々に新しい個体が通過するので結構長い時期目に出来そうだ。毎年11月23日の八代妙見祭の頃に必ず目にしている野鳥だ。