2012年名古屋でのJA2012国際航空宇宙展をお手伝いした経験を踏まえて、久しぶりに金属の高速飛翔体「航空機」を撮影に入間の航空自衛隊基地祭(明日11月3日開催)前日の予行練習飛行へ・・・。
まあ、航空機撮影ファンが結構いるだろうなと予測はしていたものの、そのあまりの人出の多さに認識を新たにした。基地の南端当たりの金属フェンスには脚立を持参した撮影ファンが砂糖に群がる蟻の様だった。筆者は野鳥に関しては気が付いたら既に撮り始めて10年以上経ったが、腕の良し悪しは別として経験は積んだと思っている。しかし航空機に関しては完全に素人だ。その点を考慮してみて頂けると嬉しい。
ブルーインパルスの愛好者のTwitterなどで前日の様子などを検索したのだが、お目当てのブルーインパルスの練習飛行が15:00~からだと表示されていた。本番のプログラムが13:30~なのに?
案の定、ウソ情報!トランプではないが混み合うのを避ける為なのかウソ情報を意図的に載せているようだ。
いわゆる同好者のサイトはウソばかりと考えた方が良い様だ、酷い話。勿論この手のイベントを散々運営してきたから、全日の予行演習を本番の時間以外で行う訳も無いと判っている。国分寺から西武線で入曽の駅に降りたのが13時。歩いて目的地に着いた頃突然轟音が鳴り響いてブルーインパルスが離陸する所だった。
やはり、野鳥も航空機も飛んでいる時が一番美しいという理念は変わらない事を確信した一日だった。明日の本番はどうしようもない人出だろう、今日行っておいて良かった。
ヤマセミや猛禽類を撮影する感覚からすると航空機は意外に撮りやすい。前後左右へ急変化が無いからかもしれない。
ブルーインパルスの特集はまたいずれ。
F2は国内に94機配備されている。
着陸時に偶然垂直尾翼の点滅灯にリンクしていたカット。
愛好者たちとの一体感が感じられる基地祭
翼端と基部からヴァイパーが出ているのが見える。
ヴァイパーとは超高速で空気を切り裂く際の一種の水蒸気。
輸送機も人気だった。
ブルーインパルスの着陸の際はシャッターが集中する。
基地のフェンスの周りはこんな感じで皆さんへばりついていた。
滑走路南端から直線で300m程離れた公園も、見通しが良い為かこんな感じで大賑わいだった。