それぞれ連写の前後であったり、多少ピンが甘くて印刷に耐えないと思いはじいた画像たちだが、候補画像としてリストアップされたモノたちだ。それらの画像を通じてヤマセミの細かな生態も見えてくるだろうと思う。
生態観察画像と言いながら、飛翔中の画像が多い理由は、飛翔中に何が起こるか判らないので、必ず飛翔シーンは撮影しているからだ。このおかげで、カワセミと一緒に並んでターンしている場面や、獲物を咥えて飛んでいる最中後ろからトビに追われてた場面を3種類も撮影出来ている。
カラスに追われて水頓の術で逃げる様は、三方向から撮影出来ている。更には他の種類の野鳥と鉢合わせした際はそのように回避したかも画像として残せた。どのような場面に出遭うか判らないのもヤマセミ観察の大きな魅力なのかもしれない。
とある橋の中央部にしゃがんで、欄干の隙間から狙った正面画像。しかし、実はこれはその日二度目の正面からの飛翔なのだ。
こちらが橋の上に居るのを認識していて、再度の確認に来たものと思われる。
それでも、やはり気が付いてターンしていったが、ひょっとすると真上をパスしようと思ったのかもしれない。
これは最初の時の正面からの飛来。
この際はまだ気が付いていなかった。この後のシーン数カットを写真集に掲載した。
セグロセキレイとお見合いをしているヤマセミ、
突然飛び上がってホバリングを始めた。
水平移動して獲物の真上へ移動、この後のダイブするシーン3カットは「人吉市の山翡翠」に掲載したひねりダイブの画像だ。
その後の成果カットがこれ!見事成功している。