2015年5月22日金曜日

ヤマセミに集中する時期が近づいてきた!その3、 I would like to make myself to Focus attention to the ecology observation of Crested Kingfisher.

 いよいよ明後日から2015年の人吉春合宿が始まる。2011年から開始して5回目の集中観察となる。この時期はヤマセミはもちろんの事、人吉球磨エリアを通過するキアシシギ他の渡り鳥の観察撮影、その他運が良ければブッポウソウ、サンコウチョウ、アカショウビン、などに出遭えるチャンスがあるので出発前から腰が浮いている。

 毎年天候が気になるが、今年は雨が多いようだ。薄曇の日が続いていくれる事をいつもの矢黒神社に詣でて祈願しようと思う。残念な事に赤い繊月大橋の有名なヤマセミが留まる架線が撤去されてしまい無くなってしまったのでもうあの国民宿舎をバックにしたヤマセミの姿を撮影する事は出来なくなってしまった。

 昨年は長崎国体のカヌー競技の為、球磨川を競技及び練習会場に提供した為、例年あるエリアで営巣・繁殖していたヤマセミファミリーが姿を見せなくなってしまった。今年はどうだろう?人吉市のヤマセミは全国でも非常に珍しい其処で生活する人間と共存・共創している。しかし、人間側の都合でヤマセミの生活がこのところ随分制限されつつあり、其の保護が必要になりつつある。

 其の保護と言っても釧路のタンチョウの様な餌付けや、巣箱設置等の歩み寄りではなく良く観察して生活しやすい環境・近寄らないであげる・・・程度の非常に簡単な事なのだが。日本では一番ヤマセミと人間の距離が近い人吉球磨エリアならではの何かが出来そうな気がしている。

決して合成ではない。街の直ぐ傍で生活している人吉のヤマセミ。

撮影者の真上を平気で飛び回ったりすることもある。

何処にでも居るカルガモの横を通り抜けるヤマセミ。

時にはカラスに追われ、必死で逃げる。

ギリギリまで引き付けて水中に没し反転する様は何度も遭遇した。

周りをせわしなく飛び回るセグロセキレイに見入るヤマセミに笑いをこらえる事もある。