2015年5月12日火曜日

春の奥日光戦場ヶ原シリーズ「キレンジャク」その1.  Bohemian Waxwing of Nikko Highland area.

 今回の奥日光行きでは当初2日目のブログに報告どおり27日に単独行動のキレンジャク1羽に出遭ったのみだったが、翌日20羽程の小群に出遭えた。昨年と同じカラマツの樹に鈴なりになっていた。戦場ヶ原の湯川沿いにはズミの木の群生エリアが在るので、其処の辺りに居ればいつかキレンジャクの群に出遭えよう。

 奥日光ではヒレンジャクを視た事はないがキレンジャクは此処5年間必ずゴールデンウィーク前後に出遭えている。絶滅が心配されるヒレンジャクとは違って繁殖は安定しているのだろうか?
 よくヤドリギの実を食べてお尻からダラーッと粘液のような糞を垂らしているヒレンジャクを見かけるが、キレンジャクの場合にはヤドリギの実を食べている所は撮影したが、粘液製の糞は視た事がなかった。

 
湯川にせり出したズミの木にキレンジャク

気が付いたら昨年同様周りがキレンジャクだらけに成っていた。

リーン、リーンと鈴の鳴る様な声に周りを取り囲まれるのはちょっと壮観だった。

陽が射して逆光ながら川向こうの木に留まったキレンジャク。
其の冠羽がワイルドだった。


撮る角度の問題だろうか?凄いスマートに撮れたり・・・。

これ以上は無いと思うほどのデブ=メタボだったりする。

ずらっと並んだキレンジャクの絶妙な隣との間合い。

移動するにも一斉には飛ばず、バラバラと2~3羽づつ飛んで行くので水鳥のようなわけには行かない。一度キレンジャクの大群の飛翔画像を撮ってみたいが、旭川にでも行かないと無理か?