2015年5月11日月曜日

春の奥日光戦場ヶ原シリーズ「オオルリ」その2. Blue-and-White Flycatcher of Nikko Highland area.

 オオルリはフライキャッチャーというその英名の通り、他のヒタキ類と同じく空中で羽虫の類をフライングキャッチするという事は前回述べたとおり。過去において野鳥がフライングキャッチをしている場面を撮影できたのは、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、ジョウビタキ、セキレイ系。

 この撮影時は地上の枯葉の積もった部分に降りて、彼はをひっくり返していて、まるでシロハラのようだった。連休の後、静かになった奥日光へ再度行こうと思ったが、何と5月半ばに台風が来そうだという。今年の気象は一体どうなるのだろう?
野鳥は気になる相手より低い場所に居る時は非常に警戒するものだが、この個体は採餌に必死だったのだろうか?時々こちらを見る割にはあまり気にしないようだった。

枯葉の裏を探ったかと思うといきなり飛び立って上空の虫を追う。

幾度か飛び立ってくれたので、色々な画像を撮れた。

採餌の際の飛翔の姿はやはり他のヒタキ系などにも似ている。

餌の方向を見る眼は確かなのだろう。

朝は羽虫が少ないと思っていたが、結構飛んでいた。

一方で、移動する際の飛翔は飛び出す向きもスピードも全然違って非常に速い。

真横もしくは少し低めに飛び出すので加速がつくのだろう。

主翼の開く角度も心なしか違うような気もする。

一直線と言う形容がピッタリかもしれない。

手前へ向かってこられるとフォーカスが難しい。

間違いなく自分の好きな野鳥のベスト10に入る野鳥だ。