今年の1月後半沖縄に行った際の画像を一部アップする。1月の沖縄は雨期と言うまでもないが、北西の季節風が吹き曇天の日が多い。雨も多いと聞くがそれほど大雨にはならないようだ、季節風は確かに強い。那覇市内の漫湖の上の橋からクロツラヘラサギの群れを撮影する際などスキー場に行く格好でも寒かった。
沖縄の役所では、職員が冬季本土出張の際にはコート類を役所で借用して行くようだ。30年ほど前、沖縄開発公社というのが有って、一緒に仕事をした時にオフィスに同じようなコートが沢山掛かっていた。不思議に思い尋ねた所、備品として置いてあってすべて貸し出すという事だった。
沖縄のど真ん中に在る湖の名前は「漫湖=マンコ」という。この役所で満潮に大きく水を湛えたこの湖を何というのですか?と訊いたら大きな声で「マンコです}と説明された。我々は「えっ?」と顔を赤らめ見合わせて「本当かよ?」という反応をしたところ訝しがられて「どうかしましたか?」と訊くので「実はカクカク・シカジカ」と説明した。
では沖縄でそういう行為を何というのですかと訊いたら、小声で「ホーミと申します」と言われた。思わず全員で「ホーミ?」と声を合わせたら、そのフロアの男女全員がこちらを向いたのは言うまでもない。その夜の歓迎会は当然大騒ぎだった。
最初は一体何だか判らなかったが日本野鳥の会のベテランの方の判断ではムナグロという水鳥らしい。ヒバリシギやトウネンに似ているがくちばしの形が決定的に異なる。
ムナグロは夏鳥で本州に来るらしいが冬季は南に去るようだ。沖縄では越冬する個体や留鳥となる個体も有るようだ。名前のように夏の羽根は胸の部分が真っ黒に成るとの事。
キアシシギだと思うが英名にはYellowという文字が見えない。旅鳥として渡りの途中に全国各地で数日間滞在する野鳥の様だ。沖縄では越冬する事位も有るというのでこれがそうなのかもしれない。
陸の上のは熊本市内の江津湖にもいるバン、水に浮かぶのは目が赤いハジロカイツブリ。
日本では沖縄など南西諸島でのみ観られるシロガシラ、正式にはヤエヤマシロガシラと呼び最近入ってきたタイワンシロガシラとは区別しているようだ。タイワンシロガシラはこの画像のヤエヤマシロガシラのように胸と首の部分に褐色の帯が無い。
結構鳴き声は綺麗で、色々な鳴き声をする。