現在住んでいる東京の郊外三鷹市付近には森林とは言えないまでも、樹木の多い公園があちこちに存在して居る。行政の区割りが面倒くさいが、野川沿いの野川公園、府中の自動車試験場の裏に広がる武蔵野公園は連続した野川沿いの一大緑地地帯になっている。
これに隣接して武蔵野の河岸段丘ハケが国分寺辺りから伸びてきていて、ミッション系の大学キャンパスなども隣接していて連続した広域緑地帯になっている。このエリアにおける野鳥の生態系はカラスがその頂点に立っている様だったが、最近5年の間にオオタカがこの緑地帯に営巣する事によりバランスが替わったようだ。
何処で営巣しているかは明かせないが、毎年幼鳥が巣立っている。なかなか樹木が入り混じって撮り難い被写体だが今回は特別に発表する。いずれこの野川流域の野鳥群の画像はYAMASEMI WEBサイト本体のヤマセミ以外の野鳥特別ギャラリーに特集化する予定。
Northern Goshawk as "Ootaka" in Mtaka-1. Japanese word "Taka" means Hawk.
三鷹に居るオオタカ。
Northern Goshawk as "Ootaka" in Mtaka-2.
お気に入りの枝で向きを変えて周囲を警戒していた。こちらは上下迷彩服で気の影方の撮影。ブラインドは使用しない。このエリアで迷彩ブラインドなどを使うとあっという間に人だかりになってしまい、挙句の果てには散歩する一般の人に通報され職務質問されかねない。
Northern Goshawk as "Ootaka" in Mtaka-3.
おもむろに尻を上げて脱糞した後、後方へ消え去った。この木の枝は今はもう無い。
Young bird of Northern Goshawk.
野川公園から見上げられる高い木の上の方にオオタカの幼鳥と思われる猛禽類の幼鳥が留まっている。撮影の1時間前にもう一人のちょうど居合わせた撮影者と一緒に野鳥撮影している目の前を飛びぬけて行った個体だと思われる。あまりのショックと幸運にもう一人の撮影者とはただ顔を見合わせて頷くだけだった。
Young bird of Northern Goshawk.
同やら毎年kのあたりで営巣しているとみられる。特に夕方音も無く滑空するオオタカの雰囲気を察した他の野鳥が集団で逃げ惑うのをよく目撃する。