5月5日こどもの日に巣立った我が家の巣箱で営巣中だったシジュウカラの親子、最近家の近所で子供への給餌を行うなど子育てをしているようだ。
何故そう思うのかというと、子育て時期のシジュウカラは親子で群れを作って移動するが警戒心が強くジーッと観ているとすぐに移動してしまうのが普通だ。
しかし、此のファミリーは毎朝の愛犬散歩で真下に行っても逃げない。もちろん親鳥の指示で幼鳥たちは移動したり庭木の茂みに隠れたりするのが普通なのだが、此のファミリーの親鳥はこちらが見上げていてもカメラ(=コンデジ)を向けても逃げないし、平気で傍を飛びぬけて青虫を捕えては子供たちに与えている。
野鳥は人間の顔を認知し、危険が無いと判断するとわりに傍に寄ってくる。明治神宮のヤマガラ、野川のシジュウカラ、近所のアオゲラ、皆そういう気がする。
コンデジはAF(=オートフォーカス)で距離測定のために緑色や赤色のレーザー光線を出すが、警戒しない様だ。何度も自宅の巣箱の出入りの際に照射してるので慣れたのかもしれない。
同じく近所を徘徊しているカラスやオナガなどはコンデジでフォーカスするとわりにすぐ飛び去るのに比べると撮影しやすい。しかしなぜだろう?不思議だ。単なる慣れなのだろうか?
我が家の巣箱から巣立ったシジュウカラのヒナたち。
赤丸が親鳥、黄色丸が幼鳥たち、フレームには入らなかったがあと2羽幼鳥が居る。巣だった全部が今のところ無事に育っているようだ。ヒナの数も8羽で我が家育ちのファミリーという確信をした。なかなか8羽というのは珍しい、普通7羽~6羽が多い為。
親と子供の差はその色と、シシシシー、シーシーと鳴く声の違いで判る。
ヒナは明らかに親とは色が違いクチバシも胴体も黄色い
親が給仕に来た
奪うように口移し
ヒナの食欲は旺盛
貰った餌をまだ頬張っているのに、次を要求する。親は「マジかよ?」状態。
慣れていればこそ給餌の後こちらへ向かって飛んでくる。