2023年5月12日金曜日

団塊世代はここ数日の地震頻度と震源に注視している。 Baby boomers have been paying close attention to the frequency and epicenter of earthquakes in the last few days.

  昨日の早朝、千葉県を震源とする震度5強の地震があった。首都圏東京23区内では震度4が観測されたところも多かった。地盤がしっかりしていて地震に強い三鷹市は周りの震度3に比べいつもの通り1段階低い震度2だった。

 このところの蓄積疲労で爆睡中だった筆者は全くこれに気付かず、起きてしばらくしてTVニュースで知って驚いた。震度2で起きない事で逆に自分の疲労度の大きさを知ったというのが実際の所だった。

 しかし、しかしだ。1日に起きる地震の大きさと震源があまりに全国に散らばってやしないか?5月5日の能登・珠洲の震度6強に端を発して日本全体のあちこちで震度3以上の地震が頻発しているように思えるのだが・・。

 昨日の早朝の千葉の震度5強はその前日の昼市川市付近震源の震度3に引き続き震度5強、首都圏ではそう連日震度3以上が続くことはない。

 かって、その頻度で起きたのはかの東日本大震災の時くらいではないだろうか?

なおかつ、昨日5月11日同じ日に南西諸島・トカラ列島、北海道日高地方でも震度4以上の地震が起きている。いずれもトカラの20㎞は浅いが、それ以外は4~70㎞という割に深い震源だ。

昨日2023年5月11日1日の主な地震(※能登は余震群)

ここ1週間の主な地震、能登の地震中心に全国的に増え始めているような気がする。

 TVニュースではこの昨日の千葉県震源の地震に関するニュースのみを報道し、今後1週間は同程度の地震に用心するように報道しているがし、日本全体各地の地震との関連や注意すべきことは一切触れていない。

 しかし、かの3.11の直前1~2週間の日本各地で発生した地震の頻度と規模を時系列でアニメ可視化したものを視た事があろう?

 これの日本版でこの1週間を見てみたら雰囲気がつかめた。やはり、3.11の際の震源エリアが相変わらず活発化していた。これはある程度の覚悟が必要かもしれない。

https://www.quakemap.info/?y=2023&m=5&d=12&s=14# 

 メディアは、この傾向を一切報じず、首都圏千葉震源の地震への今後1週間警戒しか報じない。それも毎回通り、危険なところへ行くな、今後1週間は同程度の揺れがあり得るから気を付けろ・・・。中学校の放送クラブのメンバーでも充分喋れそうなことしか言わない・・果たして日本の気象庁なり地震研究所の対応はこれで良いのだろうか?

 それとも3.11級の地震が今すぐ来ても当たり前なんだくらいに思っているのだろうか?