ヤマセミも9月ともなれば完全に幼鳥教育も終わり、元の二羽つがいの生活が安定してくる。ヤマセミはオシドリや人間などと違って相方の死が発生しない限り生涯同じ相手と添い遂げる。この9月から12月辺りまでが一番つがいで行動する姿を観察するに良いシーズン。
勿論南九州は残暑厳しく、ともすると梅雨末期同様台風の影響で大雨が数日続き、濁流で球磨川本流や各支流でのヤマセミ観察が難しい場合が多々発生する。
この時期になると獲物の鮎やオイカワ、イダ(=ウグイ)なども大きく育つし、川に入る太公望たちも盛んにアユ釣りに勤しむが、ヤマセミは毎年の事で川の中で動きの鈍い釣り人に対する警戒心はあまり強く無い。
110927球磨川支流万江川
110927球磨川支流万江川
110924球磨川支流万江川、上と同じ個体。
110924球磨川支流万江川、同上。
110927球磨川支流万江川、同上。
160910球磨川本流 上のつがいとは別のファミリー。
160910球磨川本流 同上。