筆者が定点観察をしている東京都内の野鳥ポイントは数か所あるが、現在コロナ禍で閉鎖されている所がいくつかある。新宿御苑、東京都野鳥公園、皇居東御苑、神代植物園が主な所だ。これ以外の明治神宮、国立科学博物館附属目黒自然教育園、白山の東大植物園、上野恩賜公園・不忍池にはある程度定期的に通っている。
そんな中、上野の不忍池は6月から11月までは蓮に覆われ池の全容は見渡せない。しかし12月から5月くらいまでは中央部分にのみ枯蓮のエリアがあるのみで、結構遠くまで見渡せる。
したがって、盛夏にはまず見つけられないカワセミなども今の時期は視力さえ良ければ何処にいるか、声を頼りに捜すことはさほど難しくない。
数日前、北関東の研究所帰りにいつものように上野公園へ寄り、真っすぐ不忍池へ向かってカワセミを探したら数羽居た。池の南エリアに一羽オス、弁天堂の南側に一羽メス、それに弁天堂の北側の動物園側の狭い蓮池に一羽オス。どれとどれがつがいなのか判らないが、そのうち判明するだろう。まだ一緒に行動する時期では無い様だ。
昨日このブログでアップした、ユリカモメやカルガモのスローシャッターでの流し撮りを実はカワセミでもやってみたのだが、何せ被写体が小さいのでなかなか上手くいかなかった。
それでも数カット得られたので、今日はそれのご披露。幾度か習練を重ねてもっとましな画像をお届けしてみたい。
距離が離れすぎていると流し撮りには向かないようだ。
遠くて小さなカワセミをこういった感じで撮るには手持ちでは難しいかも。
弁天堂の北側の狭い池にはバーダーさん達が3~4人大きなレンズでたむろっていた。
しかしダイブの瞬間の連写シャッター音は聴けなかった。撮らないのだろうか?
枯蓮の間をダイブするカワセミ。採餌成功だったが撮れない(涙)
明日は池を一周すると光の加減でどういう絵になるかの実証投稿。