視野が開けた上野の不忍池で飛翔中の野鳥をスローシャッターで撮影してみた。三脚は用いず手持ちで・・・。普段速そうに見えないカモが速く見えるから不思議!
単に鳥類図鑑のような画像より、ブレても勢いを感ずる野鳥の飛翔シーンの撮影は以前からやってみたい撮影の一つだった。その昔、ウインドサーフィンの高速感を出すのにスローシャッターで撮影したスティーブ・ウイルキンス氏の画像に惹かれたのがチャレンジする気に成った理由の一つだ。
筆者が1982年に仕事で制作したWINDSURFERのカレンダー 撮影はSteve Wilkings.
樹が邪魔に成ったり、周りの人の迷惑にならない様な場所で、なおかつ野鳥が目の前を幾度も横切ってくれる等と言う条件の良い場所はそう沢山は無い。上野の不忍池などはその数少ない好条件の場所だろうと思う。
動画ではなく静止画でスピード感を出すにはスローシャッターが最適だと思う。
不忍池はユリカモメが多いから被写体には困らないだろう。春までは・・。
カルガモだって、こうやって撮ればツバメより早く見えたりして。
空抜けでは意味がないので葦原を背景に撮るのが一番かもしれない。