昨日・今日と静岡県の浜松市で過去最高気温同等の41℃超えだったとか。東京都心がヒートアイランド現象で高温化する事だけで地球温暖化を叫ぶのはちょっと違うように思っていたが、海に近い浜松市で二日連続こういう最高記録を出すというのは、ドライ・フェーン現象効果とはいえ、温暖化は間違いないように感じて来た。宗教がかった環境団体とメディアが騒ぐ二酸化炭素由来という原因は別として・・・。
8月のこの頃、人吉でヤマセミを観察し始めて3年目の2012年、初めてブッポウソウという渡り鳥を生で観る事が出来た。ブッポウソウそのものの姿形など、全然事前基礎知識なしで「ひょっとすると居るかもしれない」と言われた界隈10㎞四方を巡回して遭遇したものだった。時は2012年の真夏8月中旬だった。
いったん宿に荷物を下ろして夕方散歩がてらカメラを提げて集落外れを徘徊していた時の事だった。最初はそれが何であるか判らなかったのだが、上空をブツブツ、ゲッゲッ鳴きながら飛ぶ主翼に白い斑点のある野鳥が10羽以上居るのを視て初めてブッポウソウに違いないと認識したのだった。
夕方6時過ぎ、まだ暑い気温と突き刺すような鋭い光の夕陽を浴びて飛び回る姿を追い回して撮影し、夜泊まった山間の民宿で首が痛くて仕方がなかったのを覚えている。
今年2020年は繁殖が上手くいったか否か不明だが、標高2~400mの山奥の自然は平地とはいささか異なっている様だ。その辺りを踏まえつつ8月中旬の熊本県~宮崎県県境の自然をご紹介。
県境の市房山が見え隠れする街道沿い。
何故かまだねむの木の花が咲いていた。
ツマグロヒョウモン♂
アオスジアゲハ
ブツブツ・ゲッゲッ言いながら大型のヤンマや甲虫をフライングキャッチしていた。
今まで見たことが無かった赤いクチバシと赤い足。しばし見とれた。