どちらも球磨川土手付近に入るが、基本的に開けたところに居るのはタヒバリと言われている。しかし奈良公園の草地にはビンズイが山ほど居る。やはり眼の後ろの白点がポイントか?
もちろんセグロセキレイの数も、今はハクセキレイの数も多い。キセキレイもしかり。これだけ沢山いる理由はすべて餌になる羽虫の数の多さだ。
何度も書くが、球磨川に面したホテル旅館の窓は夜間絶対に開けないでください!と必ず張り紙がしてある。羽虫が多いからセキレイ系をはじめ野鳥が多い。当然川の中には肉食系の魚も多い。夕方の魚のライズは半端ではない。
鮎はコケを食むので、基本的には羽虫は食べないが、時には食す場面を見ると川魚漁師さんは言う。そういえば我が父は北九州の小倉市(昭和35年頃はまだ小倉市だった)の紫川で毛針で鮎を釣った。当時は工業都市の川で囮鮎で友釣りなど誰もやらなかった時代だ。第一囮になるアユをを売っていなかった。
話がそれたが、このタヒバリとビンズイは非常によく似ている。しかもここ球磨川土手では共存しているからややこしい。どちらがどうのこうの比較するための画像などすぐにでも撮れそうだ。
しかし人吉のタヒバリやビンズイはヤマセミがそうであるのと同じで、堤防をウォーキングしたり、犬の散歩に来る人に慣れているのか?10mくらいまで逃げない。これが面白い。じーっとこちらを見て、ツツツツーと歩いて茂みに隠れたりする。
早朝の朝陽で黄色っぽく見えるが、こちらを意識しながら出てきた。
また別の個体がじーっとこちらを注視
そっくりかえってじーっと見つめられてしまった。
堤防の端まで行って・・・。
ひょいひょいひょいと戻りつつ、
滑走して飛び立ち
急旋回して
球磨川に向かうタヒバリ。
明るい石積みのエリアからまだこちらを見ている。