逆光だし、暗かったのでご披露するには質が酷すぎると思ったのか?しかしPCで明るくも出来るようになったため、此処に改めてご紹介したいと思う。
これは二羽の雄の追っかけっこだ。多分、どちらかが親でどちらかが息子なのか?真夏の球磨川ではよく見られる子供の親離れの儀式のようなものだと思って頂ければよい。
球磨川流域は国内でも最もヤマセミの生息密度の高いエリアだ。これは餌が豊富な事と、巣穴にする砂岩やシラスの壁が多いことに尽きる。大昔に爆発した桜島の灰が人吉エリアでは高い所で8~10mの崖を形成している。鹿児島では15m以上のシラスの崖も多いが、人吉エリアではそこまで高くは無い。
追々、何故人吉エリアがヤマセミなどの生息に適しているのか、その理由を説明していこうとも思っている。とりあえずはチェイスの連続写真でその気性の激しさをご覧頂ければ嬉しい。
逆光なので視難いがお許しいただきたい。
この前の部分のチェイスが実はあるのだが、それはまた次の機会に。