2016年12月14日水曜日

久しぶりにオオワシ! Steller's sea eagle again !

 35年振りに再会した旅行好きの大学クラスメートが、琵琶湖北部でオオワシを観てきたという。琵琶湖水鳥湿地センター付近の山に10年以上毎冬オオワシが飛来しているという。Google Mapのストリートビューでも街道沿いに大砲レンズを山に向け並べているバーダーたちを確認できる。
山本山山麓の258号線のGoogle Mapから。

オオワシは基本的に日本で越冬する際、やはり餌の豊富な所をお気に入りとして、毎年同じ個体が飛来するようだ。奥日光中禅寺湖、長野の諏訪湖、琵琶湖、それぞれ単体のようだが、魚類、カモ類、餌に成る生き物が豊富であれば越冬に最高の場所なのだろう。

 本州ではそういう環境なのだろうが、北海道は少し違う。餌付けされた知床の撮影船から撮影する観光オオワシではなく、根室界隈のオオワシは野生そのままで観察可能だ。中には早朝のみ行われる氷下待網漁などの網上げのおこぼれを狙って群れている一群が居る。

 撮影したければ、これを狙うのが一番自然で確実だろう。ほぼ2年前、昨年2月の根室バードランド・フェスタに参加したが荒天で全てのプログラムがキャンセルされた。しかし地元の方たちの親切な計らい・案内で最高の条件で撮影出来た。

 暴風雪で国道も閉鎖され、通行止めの中脇道をぬって根室半島を一周し、あちこちでオオワシの自然な姿を観察撮影できたのは幸運だった。次回のフェスタにもぜひ参加したいと考えている。 

一羽二羽ではない。壮観だと思う。

下にはエゾジカ、高い樹木にオオワシやオジロワシ。

根室半島の街道沿いの電柱に一羽だけぽつんと居た。

花咲港の崖の上からいきなり現れたオオワシ。

根室半島のあちこちで飛翔中の姿を捉えることが出来る。

流氷の浮く海へ出ていくオオワシ。

真上は何度飛んでくれたか判らない程。

急ターンからランディングする姿は英国航空ショウの現場の様だった。

顔だけ見ると恐竜時代そのまま?

正面からとらえると、その崇高な姿に見入ってしまう。