2016年10月26日水曜日

セキレイ系の争いは撮れそうで撮りにくいのだ! It is so much difficult to take photos of Wagtail's fighting.

 スズメ、ツバメ、ハト、カラスに並んで身近にいる野鳥の一つにセキレイ系が居る。セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイなどが一般的なのだが、地域によって漂鳥だったり留鳥だったりするが、関東では3種とも留鳥、熊本県人吉など南九州ではハクセキレイは標鳥、セグロセキレイは留鳥のようだ。

 今日のハクセキレイ同士の闘いは、縄張り争いだろうとは思うが、大きな公園の日本庭園の池で繰り広げていた。観察していた時間は約12分。
 粘り強く2羽で争っていた。途中、水入りで数秒岩の上で呼吸を整えていたが、あっという間に第2ラウンドが始まり、延々と争いは続いた。

 撮影する筆者の方が音を上げて切り上げてしまった。翌日も同じ所で繰り返すのだろうか?

 このハクセキレイの争いは観ていると一定のパターンがある事に気が付く。蚊柱のように、二羽がもつれ合って上昇を重ね、上下の高低差が出来た瞬間、下が逃げを打つ!という事の繰り返しだが、どっちがどっちというのが全く分からないので、優劣のつけようがない。

 これが、キセキレイ対セグロセキレイだと、蚊柱的な争いには成らず、並行方向への追い掛け回しで終始するようだ。

決してこれがスタートではない、途中から途中の観察だった。


蚊柱状態でどんどん上昇

一定の所でもつれ合ったまま

一羽が逃げて・・・。

岩の上で反撃のチャンスを狙う。

人吉球磨川でのハクセキレイVsキセキレイ

ハクセキレイが追い回していた。