2016年10月29日土曜日

人吉街中のヤマセミシリーズ 2016年秋編その1. The Crested Kingfisher in down town of Hitoyoshi.

  2010年から人吉に通い始めた筆者は、ヤマセミを初めて見たのも人吉だし、生態観察しているのも人吉中心に相良村、錦町、あさぎり町、多良木町、水上村がその中心。つまり人吉盆地全域がその活動範囲と言って良い。ただ、出入りする空港が鹿児島空港中心なので、空港の周りにある壮大なシラス壁も観察エリアの一つとなっている。

 そういう事なので、筆者に限って言えば、ヤマセミがいわゆる深山に棲む出遭い難い野鳥・・・というイメージを幸運にも最初の出遭いから全然持っていないのが実際の所だ。
 これは偶然とはいえ、人吉まで球磨川を遡るきっかけを作って下さった八代駅前ミック珈琲店のマスター出水晃氏のアドバイスが無ければ実現しなかった事だ。

 最近、佐賀県の方でも民家の傍でヤマセミがガラスに映った己の姿を敵とみなしてドカンドカン体当たりする様子をブログにアップされているのをご紹介いただいた。九州では意外に人間の生活圏にヤマセミが生育・存在している事のようだ。とてもうれしい情報だった。

 こちらのブログでは、町を背景にして縦横無尽に飛び回り、街中でホバリングして採餌する様を中心にお届けしたい。全て球磨川本流の場面。
後ろ姿は日本国内で一番ヤマセミに遭遇した回数の多い人吉地元の辻 正彦医師。ギネスブックにそんなジャンルがあったなら、ブチ抜きでナンバーワンだろう。基本的に毎朝数羽と遭遇し、直後にメールでいつどこで遭遇したか小まめにレポートを頂いている。

これは対岸から撮影したもので黒装束の辻先生が撮影しているヤマセミは堤防上の左方向15m程の一段高くなっている所にチョコンと居る。見えるだろうか?

同じ堤防上から別の日に撮影した画像。後方は人吉が誇る鮎の刺し網漁師名人・島津富男さん。

2010年最初にこの堤防上でヤマセミと対峙した際の画像は最初のヤマセミ写真集に収録している。ご参照: http://www.yamasemi.org/02_gallery_book/book_gallery_02.html

街中の球磨川で高高度でホバリングするヤマセミ。

何故こんな高さでホバリングするのかは理由がアル。別の機会にご説明しよう。

ホバリングからダイブ採餌の体勢に入ったヤマセミ。この回は失敗だった。