アオアシシギは昨年も八代海の北部の干潟で3羽ほど一緒に観た事が有ったが、海から直線で20km以上離れた人吉盆地、それも最深部の休耕田で見かけるのも珍しいのではないだろうか?
ちょうど今の人吉が「旅鳥」通過の最盛期に当たっていると言って良いのだろう。毎日人吉盆地の何処かで旅鳥発見の情報が飛び交っているような状況だと思う。
勿論日頃から季節の移り変わり、気温の変化、雨量の変化、山岳部で降った雨の量により川辺川、球磨川さらには各支流の川の色、水位などがどのように変化するかまで頭に入れての旅鳥探しが出来る、ベテラン野鳥観察員が居てこその「貴重な情報」なのだ。
今回そういった、野鳥観察のベテラン師に野鳥の集まる場所をどうやって探し出すのかを伝授して頂いた。とてもそれはこのブログで紹介する訳には行かぬが、理にかなった非常に科学的で根拠のある方法だった。
科学の知識、気象学、地理、方位学など一般自然科学全般に渡り造詣が深くないと難しいかもしれない。理系の学問に強い方であれば近づけよう。
…という訳で、今日は旅鳥アオアシシギ。
人吉盆地最深部の休耕田でアオアシシギ1羽で居た。
車道まで直ぐの所まで寄って来た。
晴れた日の午後、セイタカシギから少し離れて・・・。
今から10時間前のアオアシシギ。
今朝は強めの雨の中水を張った休耕田で粘着力の強い水に雨が落ちて大きな泡がブクブクだった。