マガモは冬に成ると日本中どこででも見る事が出来る代表的な鴨の一種だが、あまりに何処にでもいる為、普段あまり気にしない野鳥でもある。野鳥の中では数少ないカモ類の一種として狩猟鳥に指定されているので数少ない食用種でもある。
江津湖でも数が多いヒドリガモやカルガモに交じって飛来するようだが、家鴨化した個体も通年で生息しているので間違いやすい。アヒル・アイガモとマガモは生物学的には同じ種であり、識別のしがたい場合もある。
今日の画像は完全に渡ってきた野生のマガモが飛翔中の画像。球磨川の矢黒の渕で撮影したもの。10羽ほどの群れのうちのオス2羽が同時に飛行している画像だが、普段見慣れている水面のマガモと異なって非常にカラフルで綺麗だ。あー、何処にでもいる「アオクビ」ね?の一言で済まされそうだが、身近で見慣れた野鳥も飛翔する際は普段見る事が出来ない綺麗な一面を見せる事が有るので要注意だ。
Colorfull mallard flying.
飛翔の姿をこのように真横から撮影できるのも人吉ならでは。
Two mallards flying together.
2羽同時に飛び立ってくれたので、羽根の動きや色がよく判る。
Same as above.
江津湖だと背景が空抜きに成るため色が綺麗に出ないが矢黒の淵は崖がバックなので色を出しやすい。
Same as above.
逆光や順光の日なたよりこのような日陰の崖の内側の方が色が綺麗に出る。