2種類以上の野鳥の1フレーム撮影は、水鳥のように生活環境が同じで、群れを作る事で危険から身を守る種の野鳥の場合は比較的簡単だ。しかし、野山の単独行が多い野鳥の場合、しかも旅鳥や渡りの鳥の場合は非常に難しい。たとえば混合で群れを作る事が有るヒレンジャクとキレンジャクや、ムクドリにコムクドリが混じる場合などは可能だろう。自分でもいつか撮影したいと思っている。
しかし、ホオジロやカワラヒワの様に、絶対数が多くない季節の野鳥の1フレーム同時撮影はなかなかチャンスが無い。それこそ、いつも行く度にお参りしている人吉のパワースポットでヤマセミ神社と勝手に名づけている「矢黒神社」の御加護有ってもなかなか回り逢えるものではない。
そんな中、今まで幸運にもアカゲラとアオゲラ(三鷹)、ノビタキとアオジ(北海道霧多布湿原)、オオルリとキビタキ、ルリビタキとキビタキなど絵にかいたような画像を収めるチャンスが有った。今日はその中から5月の後半にこのブログが始まった頃一度ご紹介したオオルリとキビタキ(日光東大植物園での撮影)、日光戦場ヶ原・湯川沿いで撮影したルリビタキとキビタキの画像をご紹介。
Blue-&-white Flycatcher on left,Narcissus Flycatcher on right.zoom up in yellow square frame.
5月の日光報告の時にも掲載したオオルリとキビタキの画像、どうしてもどこに居るのか判らないというお問い合わせが有ったので、拡大して黄色い枠のなかに引き伸ばしてみた。実際はその黄色い枠の上の部分の画面に居るのだがお判りだろうか?
Red-flanked Bluetail is far side, Narcissus Flycatcher in this side in Nikko Senjogahara.
この画像は湯川沿いに何枚か撮影したうちの1枚。あとはすべてどちらかが後姿だったり、木が重なったり動いてしまっている。かすかに写っている白い点は雪。
Two Crested Kingfisher with Mallard family.
ホームゲレンデの人吉市の球磨川。温泉町の左岸に近い岩の上でマガモのファミリーと一緒に休むヤマセミのつがい。昨年の人吉探鳥会の時の画像。人吉の探鳥会は非常に成果が多く、この時は探鳥会終了後川辺川に移動した有志でヤマセミの縄張り争いを観察・撮影できた。探鳥会で確実にヤマセミに出遭えるのはこの人吉温泉町の会位ではないだろうか?今年も11月に行われるはずだ。