2019年1月25日金曜日

干拓地でモズの採餌行動を観察する。 I observed the foraging behavior of Bull-headed shrike in the reclaimed land.

 昨日のオオジュリンに続いて、今日はモズ!九州の干拓地では結構多くのモズに出遭う。餌が多いのだろう。

 モズという野鳥は採餌の際にはそう長い距離を飛んで採餌する訳ではない。滑空を繰り返し、随分高い所から急降下して地上のネズミや小動物、あるいは小鳥を採餌する大型の猛禽類とは異なって、モズの場合わりに足元の獲物を狙う事が多い。
 これは昆虫やトカゲなど小型の獲物を主な餌とするからだろう。

 モズはヤマセミ同様縄張り意識が非常に強いと聞く。晩秋から「モズの高鳴き」と言われる甲高い鳴き声で縄張りを主張するのを聴いて、「ああ、もうそういう時期に成ったのだ・・・」と毎年季節の移り変わりを感ずるものだ。

 オオジュリンを撮影した日と同じ日の撮影で、この日は時折、風花が舞うような気象状況だった。
目が合ってしまったモズのオス。

メスの方は採餌に熱中していてこちらは見てくれない。

体を半ヒネリしながら採餌ダイブ。

さらに回って360度回転して獲物に挑む。

結局ダイブした所に獲物を咥えて戻った。採餌成功!

今度は、モズにしては遠方へ一直線。


最期の部分でブレーキを掛け、

地上の餌物に肉薄。