昨日のツミのオス親の画像の眼が本当に赤いのかというメールを頂いたが、赤い!現場ではもちろんファインダーの中の画像を見ただけではなかなか判り難かったが、もどってPCで確認すると、驚くほどきれいな赤だった。
一方で、もう一羽の親、メスの方はどうだろう。メスはオスに比べずいぶん大きいと鳥類原色大図説(黒田長例 著、小林重三 画)において説明されているが、実際に生で見比べても撮影していてもそのは歴然としていた。
鳥類原色大図説(黒田長例 著、小林重三 画)つみのページから。
この鳥類原色大図説においては、オスの眼が暗赤色との説明はないが、最近の各種図鑑などではオスの目が赤いとの表示が見える。オスを「えっさい」と表記している。図の右は幼鳥。
自宅そばで遭遇したツミの幼鳥。
メスはオスと違って営巣している巣がしっかりと見える場所に常に居る。直線距離で15m~30m以内には確実に居る。一方オスの方は採餌の為もあるのだろうか、此処での居場所は直線距離で80~100m離れている場所に常駐していた。
メスの親は若鳥とほぼ同じような眼で胸の横縞が非常にはっきりとしている。幼鳥の場合は縦に太い縞が明瞭だ。
オス同様ツミは翼のストレッチを頻繁に行う様だ。
ツミは行動が素早いので飛翔シーンを撮るのは他の野鳥に比べて非常に難しい。
顔は枝被りだが、主翼と尾翼の鷹斑の様子が良く判る。
三鷹の住宅街で8月に遭遇したツミの幼鳥、2020年。