そんなに甘いだろうか?新型コロナウイルス。メディアが「もう大丈夫、自粛の辛い時期は終わった・・」的な方向にシフトした報道を一斉に行う日本の空気を憂えてしまう団塊爺だった。
雨で昨日の部分日食は観られなかった。研究所で日食バーベキューとか言って準備したのだが、小雨がぱらついたりして散々だった。どんなに心を込めて心眼で観ようとしたが、暑い雲を突き抜けて日食は観られなかった。持って行った日食観察グラスが無駄になってしまった。
明日は22℃までしか上がらず、寒い一日だそうだ。こういう時は野鳥観察も撮影も止めて昆虫に目を向けた方が良いかもしれない。
野鳥と同じで、全国一律に同じ昆虫がいる訳ではない。大きな白い蝶で羽根の先端部だけ赤い奄美に多いツマベニチョウなどは九州鹿児島の南の海に面した山川という駅付近にしかいない。なおこの蝶は羽根に猛毒を持つので観るだけにした方が良い様だ。
一方、ヤマセミの観察・撮影で良く行く人吉市界隈には東京では全く見ることが出来ない昆虫がいる。ベニトンボやタテハモドキなど。東京に在住の昆虫マニアによるとこれ見たさにわざわざ九州へ行くそうだ。九州にはこのほかナミルリモンハナバチという青い蜂(ブルービー)がいる。阿蘇山辺りに出没する様だ。昆虫マニアは狂ったように探すらしい。
で、今日のこの野鳥ブログは人吉でヤマセミ観察のついでに遭遇した昆虫、まずは蝶から。
まずは筆者も驚いた目玉のような模様のタテハモドキ。~もどきというと偽物っぽい感じだが、正真正銘タテハチョウの一種。九州・沖縄に生息する。
裏側はこんなに奇麗ではない。羽根を開いて留まる癖がある。
アカタテハ、タテハチョウの代表格で羽根の下半分に模様が無い。
非常にコントラストの強い模様をしている。
高速で飛び回るのでなかなか撮影し難い。
少し小ぶりなヒメアカタテハ。こちらは羽根の下半分にも模様がある。
東京の武蔵野でも花に留まるので見つけやすい。
今日はタテハチョウの仲間をご紹介。