2020年6月7日日曜日

人吉盆地の錦町ツクシイバラ原生園でホオアカを撮影! Take a picture of the Chestnut-eared bunting at the Tsukishiibara Wild-rose Garden of Nishikimachi in the Hitoyoshi Basin!

 新型コロナウイルス禍の影響で、今年は人吉市へ3月上旬以降行けていない。このまま年内は無理だろう。人吉界隈ではまず無いと思うが、全国的に見れば他県ナンバーの車を見ると傷つけたり、石を投げたりする行為が後を絶たないというニュースが多発しているうちは無理だろう。熊本空港で借りるレンタカーナンバーも宮崎、大分。鹿児島だったりするのでうかうかできない。「わ」がレンタカーのナンバーだと知っている人は意外に少ない。
 非常事態宣言が解除されたもかかわらず、江戸時代じゃあるまいし「よそ者はコロナを感染させるからあっちへ行け、来るんじゃない!」とばかりに無知の極めのような人が無くならず、全国の地方には未だに多い様だ。
 
 行政、警察が県外からの来訪者に対する地元民の嫌がらせや妨害行為に対して、断固たる罰則を用意し、来訪者たちを守るという保証がない限り、とてもじゃないがまだ行く気にはならない。万が一観光客などへそういう事件でも起きようものなら、SNSや既存メディアを通じて「悪い噂」としてあっという間に全国へ広まるだろう。特に排他的な気質の強いエリアは要注意だ。

 特に観光産業で身を立てている自治体は地元住民への意識徹底が急務だろう。まず、県外からの来訪者は必ずコロナ菌を持っているんじゃないか?という懸念を取り払う努力をしなければなるまい。高齢者、地元ロコほど「怖い怖い、コロナは怖い」に加え「よそ者は価値観も習慣も違うので何をするか判らないから怖い」が掛け合わさって外来者への拒否反応が生まれやすいという。

 具体的には「わが自治体は観光客など県外からの訪問者を歓迎する発表を行ったので、地元民はサービス業筆頭にウエルカム・おもてなし歓迎の心・態度で接するよう・・・」という内向き宣言・啓蒙をすべきだろう。京都・奈良などでは既にこれが徹底されているという。

 今日は、まだとても行けない人吉球磨エリアのど真ん中、球磨郡錦町に在るツクシイバラ(筑紫薔薇の意味)原生地でのホオアカとホオジロの画像をご紹介。

 ホオジロはこの錦町の町のシンボルだという。間違いなく球磨川河原にたくさんいる。この撮影を行った際は似ているがどこか鳴き声が違うな?と思って近づいたらホオアカだったので思わずシャッターを切ったのだった。

 此処の常連のセッカ、ヒバリ、などと違って留まったまま鳴いてくれるので探しやすかった。本当は朝陽の中での姿が良いのだろうが、まだ一度もその時刻に行ったことが無い。もし行くとすれば、朝露でびしょびしょになっても良い姿で行かねばと思っている。

 毎年此処では写真コンテストも開かれている、今年はどんな作品が出るだろう楽しみだ!







この日は夕刻上空に乳房雲という珍しい雲が広がった!

これはセッカ、次回以降に乞うご期待!