2020年6月9日火曜日

都会の人は意外にセッカという野鳥を知らないようだ。 The Zitting Cisticola is may be unknown wild bird between a urban people.

 今朝の読売新聞に、日韓両国の国民が今の新型コロナウイルス禍に対する政府の対応、一連の国の措置をどのように評価するかアンケート調査をした結果が載っていた。その両国の差異は非常に大きく、日本が非常に厳しく低い評価をしているのに対し、韓国民は概ね国はよくやっているという高い評価をしているようだ。

 両国民とも主に既存メディアやSNS中心のネットメディアで情報を得ていると思う。その状況下でこれだけの差は意外だった。これはメディアの報道をわりに素直に信じて自分の意見を作る韓国国民と、もうメディアがどう擁護しようが安倍政権・国のやることに信頼を失った日本国民の差なのか?イマイチ判断しかねている。

 とかく、メディアの発する情報を鵜呑みにしがちな日本人・・・とこのブログでも散々今まで言ってきたのだが、。今回の結果を見る限り、そのメディア情報を鵜呑みにしやすい日本人ですら今の政府は信頼に値しないという事だろうか?
この差異は非常に面白いと思った。 読売新聞今日の朝刊より

昨日までの熊本県球磨郡錦町のツクシイバラ原生園での野鳥の投稿へ4名の方から問い合わせがあった。「あの可愛いセッカという野鳥は何処へ行けば見られますか?」というものだった。余程興味を持たれたようだ。

 この鳥は、都会・特に東京23区にお住まいの方だと多摩川や荒川の葦原・草地へ行かないとまず見られないと思う。コンクリートジャングルや一戸建ての住宅街には生息できない生態だろうと思う。見通しの良い平地の草地・川原で姿を探す前に耳を澄ませて声を探す方が見つけやすい。野鳥を探すには姿よりまずその鳴き声で方向・距離を定めるのが一般的だろう。

セッカの鳴き声=https://www.youtube.com/watch?v=XDpwE7zdAM8
※この最初の声は虫の声。小さく連続でヒッヒッヒッと聞こえるのがホバリングで上空へ上昇中の声。最後にジュン・ジュン・ジュンと少し濁って聴こえるのが下りながら高速で飛び回っている時の声。
ヒッヒッヒッと上昇している時であれば飛翔の姿を撮影可能だが、下りは難しい。

 錦町のツクシイバラ原生園でもランドマークは殆ど無いので、筆者も声を頼りに目視で探したのだ。まず観察に30分以上費やす必要がある。






 とにかく飽きない野鳥だと思う。その行動を観察するには一日中空を見上げて視力の鍛錬のような観察を続けねばならないので日射病などには要注意だ。それと草むらに潜むマムシの類にも要注意。観察・撮影時には虫よけ必須の野鳥だ。