2019年4月25日木曜日

奥日光でオオアカゲラにぐっと近寄ってみた。 I closed up to White-backed Woodpecker very much at Oku-Nikko area.

 アカゲラの生態は昨日第1弾をアップした(第2弾準備中)が今日は同じエリアで共存しているオオアカゲラにぐっと近寄ったレポート。

 奥日光戦場ヶ原では、アカゲラとオオアカゲラはその生息域が相当ダブっている。大まかに分けて赤沼付近では主にアカゲラ、湯滝付近ではオオアカゲラが主に生息しているが、過去において湯滝付近でアカゲラの交尾を撮影し、戦場ヶ原自然研究路の木道の青木橋付近で冬期オオアカゲラを幾度も撮影している。

 今回のオオアカゲラは湯滝と小田代橋の峡谷部・中間地点で遭遇したもの。しかし2分後同じ場所でアカゲラにも遭遇。それぞれが斜面の倒木をほじっていた。共に倒木・古木に巣食う虫を採餌していたものと思われる。キツツキ類が地べたに降りて採餌する姿は、奥日光では結構目撃している。

割に樹木の根元にも居る事が多いオオアカゲラ。

この地図で言えば上の方がオオアカゲラ、下の方がアカゲラのメイン生息領域だが、実際は共存している。



樹皮の奥に潜む虫を突いて採餌中のオオアカゲラ。

10mほど離れた樹に移ったオオアカゲラ。




倒木の根元の穴蔵をつついているオオアカゲラ。