2019年4月21日日曜日

日光界隈は一気に野鳥の天国になった!  Nikko area became wild bird's paradise at a stretch!

 朝4時30分に三鷹を出て、給油後1か月ぶりに高井戸から首都高で東北道を目指す!春の日曜日とあって行楽の日帰り車が多いと思ったが5時過ぎの東北道は意外に空いていた。

 晴れの予想は徐々に雲の多い天気に替わり、日光の東大植物園に到着した8時20分位は薄曇りとなっていた。

 東大植物園は入って右側のトイレが建て直されてとても立派な洋風トイレに変わっていた。海外からのお客さんも多いし、洋風トイレでないと・・と思っていた所だ。初めて来た2006年から早や13年が経過。此処との付き合いも長い。

 いつも春は4月後半~5月10日辺りに訪れることにしているが、ここでしか出会えないサンショウクイや間近にオオルリ、キビタキに遭遇できる点で春には欠かせない探鳥地になっている。

 しかし今回バードウォッチングの団体さんが、オオルリを追いかけまわし植物の植わっているエリアにずんずん入ってくのを見て世も末だと思った。撮り鉄の連中をキツク叱れないと思った。オオルリを発見するともう猪突猛進、我先に植物エリアを突進する。
 あれだけ大きなグループなのだから、リーダーは諫めるべきだろう?恥を知りなさい!

 まだ、団体が入る前9時開園直後、なんとクロツグミとアカハラが並んでいるのを発見!なんとか5カットだけ証拠画像を収録できた。こんなのはじめてな事だ!狂喜乱舞。

 これを含めて今日撮影できたのは以下の通り。

 アオゲラ、アカゲラ、ガビチョウ、シメ、キビタキ、オオルリ、サンショウクイ、アカハラ、クロツグミ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、カケス、オナガ、アオジ、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、コゲラ、ハクセキレイ、ツバメ。

 とりあえず、全部は無理なので2回に分けて、アカハラとクロツグミから・・・。
男体山の沢にはまだ雪が残り、日光道は桜が満開中。

水芭蕉は終わりに近いが、群生している場所がある。

この後、葉がどんどん伸びる。尾瀬ではクマがこの芯芽を好んで食べるようだ。

植物園だからカタクリは普通に咲いている。

手前クロツグミ、向こうアカハラ

クロツグミは意外にも普通のツグミより小さいのだ。

アカハラとクロツグミが去った直後、上の木に居たアカゲラがさっと降りてきた。

キビタキも目の高さで遭遇できた。この後こちらめがけて飛んできた。

バーダーの団体が追いかけた所ではない全然違う場所でゆっくり撮影できたオオルリ。

 今回オオルリを追い掛け回して植栽エリアにずんずん入っていくバーダーの団体。同好の志が徒党を組むと、ついつい競争心が芽生えルールマナーを無視する輩が出てくる。撮り鉄のアホ共しかり、発信機など確固たる安全対策無しでコース外へ出るスノボ、バックカントリースキーヤーしかり。

 こういう輩のお陰でバーダーの入園禁止などに成ったら大きな迷惑だ。