2018年7月8日日曜日

大雨で交通網寸断の中、熊本大学市民講座でのヤマセミ基調講演は無事に終了した! Keynote speech about ecology of Crested Kingfisher at Kumamoto University citizen course successfully ended in heavy rainy weather !

 2日前からの全国的な大雨災害の中、南九州エリアに当たる熊本県八代市と人吉市を結ぶ球磨川流域の自然に関する勉強会「熊本大学市民講座「ヤマセミ・カワセミをとおして球磨川流域の自然を学ぼう」が無事終了した。
 一時は開催すら危ぶまれた程の荒天だったのだが、予想を上回る参加者に来ていただき、椅子が足りないほどだったようだ。

 残念ながら球磨川に沿った国道219号線ががけ崩れで途中通行止め、JH西日本の高速道路・九州道は八代ー人吉間だけがいつまでも通行止めになってしまい、登壇者の古江さんが八代に来ることを断念せざるを得ず、非常に心残りではあった。

 しかし、交通に障害のない九州北部からは、長崎県の佐世保市、佐賀県佐賀市の方々が、熊本県内も熊本市から、芦北町からなど数多くの来場者が集まってくださった。やはり気合の入った告知チラシ、RKKラジオ熊本の「球磨川スピリッツ」での告知、それに当ブログでの告知が効果を上げたであろうことは間違いないと思う。

 会場で、当ブログをご覧になっているとおっしゃってくださった方が多数いらした事がとにかく嬉しかった。中にはこのブログを書いている生の「筆者」に会ってみたいと仰った方がいて大変感動した。

 スライドショウは点数も多く、薄暗くした画面についうとうとするのが普通なのだが、皆さん真剣にご覧になってくださったようで有難かった。

 とりあえずは、会場で強いリクエストのあった7名の方にヤマセミの写真集などをお贈りする約束をして、出逢いの喜びを分かち合った。

 今日のブログは熊本市内から来られた大森さんに撮っていただいた筆者の基調講演中の画像などで雰囲気を感じて頂けると嬉しい。


八代野鳥愛好会の方々中心に限られた時間で準備が進んだ。

荒天の中、続々と来場者が集まってきた。

講演や報告の順番と内容を書出し中。

座長の高野茂樹博士の司会で始まった。

熊本大学の先生のお話の後を受けて筆者が登壇した。

八代市で小中学校時代を過ごした話から入り、自己紹介を行った。

故・三笠宮寛仁親王殿下の教え、「アカデミックなプレゼンテーションの場合は絶対ボウタイを着用すべし!」を守って、ボウタイで臨ませていただいた。

NCISの検死官ダッキー・マラード(あのデビッド・マッカラムが演じている)のボウタイと一緒ですね?と一人の女性に言われ嬉しくなった。NCISのファンらしい。

ヤマセミ友達の橋本勝次さんの熱のこもったヤマセミ・カワセミ生態観察報告。

もう完全なプロはだし(=玄人はだし)。

この手のアカデミックな勉強会では珍しい集合記念撮影!右端で高野先生ご満悦!

荒れた球磨川の濁流。

がけ崩れも数か所で通過。神瀬~八代間は午後まで通行止め。

長いこと続いた大雨・荒天も夕方には終了。久しぶりの太陽が夕陽だった。明日からは晴れ。関係者の皆さん、来場者の皆さん!大変お疲れさまでした。感謝でいっぱいです。