何せ、3連休の初日・土曜日の開催だ。東京から参加する場合は3連休初日の大渋滞に巻き込まれる事必定!そこで作戦を考えた。
朝早く暗いうちに都心を抜けて、霧ヶ峰の八島湿原へ行き、5月25日以来の様子をチェックしてみよう。そうして富士見まで渋滞無しで戻って佐藤さんの講義に余裕をもって参加してみようと思ったのだ。
真夜中に車で都心を出るのは、約2ケ月前のゴールデンウイークど真ん中・5月4日(休)に用賀インターから東名で大阪を目指した際と一緒だから慣れている。今回は午前1時30分に三鷹を出て調布インターから中央道へ乗った。ゆっくり走ったつもりでも午前3時40分には八島湿原公共駐車場に到着した。グーグルマップの「ルート」で見た2時間30分よりは早く着いた。
途中、いくつかのSA(サービスエリア)でトイレへ行こうと思ったが、3連休のせいだろうか、真夜中2時3時に駐車場が満杯!なんと驚いた事に、皆車中泊をして、行楽地へ行く朝の渋滞を避けているのだった。後からトイレタイムで来た車は停める場所が無くて大迷惑だ!
薄暗い状態から木道へ出て、ノビタキ、ホオアカ、アオジ、オオモズ、カッコウ、コムクドリ、ジョウビタキなどに遭遇、撮影出来た。詳細は追々ブログアップするとして、今回の一番のレポートはジョウビタキの繁殖だろう。
基本的にジョウビタキは冬鳥で、真夏に観られる野鳥ではない。ましてや国内での繁殖は非常に珍しいとの事。それが口に虫を頬張った♂のジョウビタキが何度も何度も同じ所に現れるので驚いたと共に、約1時間の間観察を続けてみた。
以下詳細は後日に回し、この日の野鳥の数カットをご紹介。
真夏、東京が36℃超えという日に、まさか霧ヶ峰でジョビのオスに出遭えるとは思ってもみなかった。
明らかに口に昆虫を頬張って、幾度も同じコースで営巣場所へ運ぶ。
一方で、カッコウは八島湿原のシンボルかも知れない。
また今回もカッコウは二度のタイミングで撮影出来た。此処までは稜線を横に飛んで行くカッコウ。
もう一度は筆者の真上を飛びぬけた大胆不敵なカッコウ。