2016年9月15日木曜日

人吉の長い夏は昆虫天国 その2. Long summer in Hitoyoshi produced insect heaven.Vol.2

 先日のこのブログで人吉のこの夏の昆虫レポートをアップしたところ、多大なアクセスを頂き驚いたところだった。その後野鳥の夏枯れに乗じて昆虫にフォーカスをシフトしていくつか成果を上げたので、今日は続編としたい。

 東京から人吉に来てみると、やはり南国、南九州ならではの独特の昆虫が目に付くことが多い。先日のギンヤンマだけではなく、関東で見かけなくなった種、更には元々南方系の種でそもそも南九州でしか観られないタイプも割りに簡単に人吉には存在するので、昆虫ファンにとってはたまらないエリアだろう。

 野鳥も詳しくないのに、昆虫となると更に名前が判らないので、詳しい友人に訊き訊きこのブログにアップしていることを白状しようと思う。今日はタテハチョウ系をいくつかご紹介。特にコムラサキのクロ型は南九州に限定されるとかで球磨川沿いのタチヤナギに沢山飛び回っている。最初コムラサキというので熊本市内や鹿児島天文館の有名なとんこつラーメンやかと思ったが全然違った。しかし店名はこれから来ているのかもしれない。

いつも走っている武蔵野の野川沿いでもたくさん見られるルリタテハ。

コムラサキの中でも南九州に多い紫色が印象的なクロコムラサキ

このような飛翔中の画像はなかなか撮れなかった。筆者の袖に留まった。

角度により紫色が消えて視えたりする不思議な蝶だ。いずれも♂

原種に近いコムラサキ♀タイプ。帯が白くなく茶色い。

こちらは球磨川河原に居た本当に黒っぽいクロコムラサキ♂

サカハチチョウ(夏型)人吉の山間部のシイタケ栽培木に良く留まっていた。