2016年9月16日金曜日

団塊世代のアマチュアカメラマンは皆さん曼珠沙華が大好き。 Amateur photographers of the baby-boom generation, everyone loves spider Lily. 

 埼玉の巾着田、幸手の権現堂、その他曼珠沙華の群生地は満開ともなると曼珠沙華と同じくらいの数のアマチュアカメラマンが集まってくる。先生に連れられた写真教室の高齢者生徒やカメラメーカー主催の撮影会で集まるアマチュアカメラマンでごった返す事だろう。

 明日からの週末3連休は曼珠沙華も見頃とあって、名所各地は大変だろう。

 何故がカメラマンはこの曼珠沙華がお好きな様だ。いつの間にか穂が伸びて、いつの間にか満開。気が付いたときには色褪せてチリジリに成っている足の速い花だ。しかしニッコウキスゲの様に1日しか咲かない花も在るので、花の撮影ファンは良くご存じのようだ。

 当然、赤い絨毯のように広がった曼珠沙華の群生を収めたいと誰もが思うのだろう。しかしあまりの撮影者の多さに後で写り込んだ人間を修正、消し込みで「居なかった事」にするのだろう。そういう意味からすればアマチュアカメラマンたちのコンテスト写真は、決して真を写してなどいない造られた画像なのだな。

 パソコン処理で、柱を消すは、電線を消すは思い通りの画像に仕上げる!嘘だらけの画像がのさばっている。苦労してアングルを探すことをしなくなって、本当のカメラマンの下積みをしないアマチュアが増え続けている。時代は変わったのだろうか?
 これではハリウッド映画スターウォーズの様なCGだらけの映画と同じだ。やはり筆者は映画に例えるならヨーロッパ映画のように、せいぜいクロード・ルルーシュの「男と女」のようなパートカラー(モノクロとカラーが入り混じった)程度の表現で止めた映画の方が好きだ。

 人とは違ったアングル、背景、見え方を探す・・・。これが写真撮影で一番の面白い領域だと思うのだが、昨今はどうやら違うらしい。筆者はヤマセミの生態を探して観察撮影をするのが日常の作業なのだが、たまには満開の赤い列を車から見れば皆と同じに曼珠沙華も撮ってみようと思う。

 目を三角にして、コンテスト用の曼珠沙華画像を撮影している方々に比べれば、何といい加減な撮り方だろうとは思うが、主にコンデジで収録した曼珠沙華を今日はご紹介したい。場所は全部人吉盆地だ。
標高650mの山奥でも里と同じ時期に花開く曼珠沙華

土手一面に咲く曼珠沙華


曼珠沙華に奥山に棲むミヤマカラスアゲハ


人吉盆地の外周山地山麓で

水田農業用水と鹿避け電線柵に沿って咲く曼珠沙華

人吉盆地に数か所ある曼珠沙華街道、誰もいないのが素晴らしい!