以前、江津湖でダイサギが似た様な形で羽ばたきながら円を描くように池の水面をグルグル回り、その円を狭めて行き最終的にダイブして魚を得ていた。
武蔵野の野川では白い羽毛を水面に落し、近寄った小魚を突いてゲットしていたダイサギを撮影できた。
アオサギの場合は、只々じーっと水面に立ったまま魚が寄ってくるのを待ち続け、足元に着た瞬間をゲットするだけだと思っていたが、今回のアクティブな狩猟法を見てアオサギもやればできるじゃん?と思った。勿論筆者が知らなかっただけの事でアオサギは全国で同じような採餌方法を取っているに違いない。
しかし生態観察というのは証拠社写真が無ければ、意味が無い。そういう点で野鳥の生態を観察するにはその動き、生態を観察しながらその先を読めなければ証拠をつかむことはできないのだ。
大体、水面に浮いて泳いでいるようなアオサギは滅多に視ない。
突然羽ばたいて飛び立つのかと思いきや・・。
水面上を歩くように進み・・・。
時折水中を見ながら前進・・・。
更に水面を走るようにバシャバシャと。
次の瞬間!
主翼で見えないが頭だけ水中に!
何とそのまま大きめのアユを咥えて最寄りの岩へ。
手前に来てくれたので、獲物がアユだと判った次第。
真夏の割りに川辺川も澄んでいたからこその漁だろうか?