2016年4月13日水曜日

季節の変わり目を感じさせる野鳥。 The wild bird which lets you feel the turning point of the season.

 昨年の秋に球磨川の土手で「今年初見のツグミ!」という投稿をしたと思うが、そのツグミたちが揃ってわたる準備をしていた。場所は信州だが長距離を戻る前の腹ごしらえだろうか、まっていた。

 毎年この時期になると、我が家の隣の大学構内でもヒヨドリとツグミが混成で群れを作り、やたらとうるさかったりする。これは鳴き声ではなく昨年の秋に散った木の葉をひっくり返す音だ。一度南阿蘇の野草園で早朝何かのガサガサする大きな音がして不気味に思ったら無数のイカルの群れだったことがある。

 今回はツグミとマミチャジナイの混成群だった。普段は草原や公園の地べたで胸を張って凛々しい姿で回りを見回すツグミも群れになると学校の修学旅行のようだ。マミチャジナイは少し離れてポツン、ポツンと居る転校生のように見えた。山岳地帯でのワンシーンだった。
 





まだまだ桜前線は麓までも来ていない所々雪の残る八ヶ岳中腹のレポート。