2016年4月18日月曜日

残雪の裏磐梯でアカゲラに遭遇。 I encounter a great spotted woodpecker at Ura-bandai high-land of remaining snow.

 4月初旬、まだ雪が残る裏磐梯高原の休暇村周辺でクロスカントリー・スキーを履いて移動しながら野鳥を観察。桧原湖の氷も部分的に融けかかって黒くグズグズして居たが、クロカンスキーを履いて居れば問題は無い。これで7回目のクロカン撮影行だ。

 最初は1999年、JR東日本と福島県のタイアップ・デスティネーション・キャンペーンで1000人のクロカンスキー体験ツアー、夜は木で出来た和楽器の女性楽団六華仙の演奏会を楽しむって趣向だった。

 当時、まだスポーツ事業局に所属していたのだが、コンベンション事業局の部長の要請でプレゼンテーションを行い、13倍という競争を勝ち残ったのだった。提案したは良いが、1000人分のレンタル・クロカンスキーなど一体どこに在るのだ?と一瞬ビビったが、在る所には在るものだ、長野県飯山のスワロースキーさんから借りられた。1996年頃クロカンスキーに一時嵌まってしまい、飯山市で毎年行われていたビルケバイネル・スキーレンネというノルウェーの伝統的クロカンレースに3回連続で出ていた。その経験がプレゼンに生きたのは間違いない。なんでもやっておくものだ、何処で何が役に立つかわからない。

 最初の時は、大会の運営側として前々日から準備に入っていたのだが、今は亡きスキーの師でもあるお髭の皇族殿下から「お前、明日のレースは出るんだろうな?」と半分強制的に出されてしまった。だから急遽前日の夕方初めてクロカンスキーの板を履いて、駐車場の雪の上で練習し、何とその14時間後には本来自分も運営すべきレースに出たのだった。1996年の事だった。

 長年アルペンスキーやスノーボード流行っていたので、感覚的にはすぐ慣れたが、膝から先だけ前に行くのでお尻が後ろに残って何度しりもちをついたことか。しかし5Kmの一番短いコースで真ん中ぐらいの順番だったから、48歳の新人としては良い方だっただろう。

にわか練習の割にはゴール後に笑顔なので多少は余裕だったのか?

 それ以降、暫くはレースにも出ていたのだが、2005年過ぎから野鳥を撮影するようになり、春の雪原で野鳥を求めてクロカンの板が役立つことに気が付いた。カメラバッグを背負って幾度か裏磐梯や霧ヶ峰に足を運んだ。今日はその中から最近のアカゲラ。

 雪の無い地方ではまず不可能な撮影スタイルだろう。次回は北海道で試そうと思う。

重たい荷物を背負ってのクロカンツアーは、少し慣れてから出ないと無理。

太陽の向きとコースを常に考えて午後の森で野鳥を探す。





 この森にはアオゲラもいるし、ある時はベニバラウソにも遭遇したことが有る。雪で覆われた平地は下からの照り返しで撮影も結構難しい。コントラストが強すぎてうす曇りくらいの方が良いと思えたのも、10年程前のこの撮影行からだった。