2015年10月16日金曜日

奥日光戦場ヶ原レポート その9。 ヒガラの餌遊び! Funny foraging of Coal tit at Oku-Nikko wet-highland.

  ヒガラは基本的に山地の針葉樹林に多い。暖かい時期はまず平地には現れない。標高の高い所で出遭える小さなカラ類だ。2年前の厳冬期に武蔵野の野川自然観察園で撮影した記録があるが、まず普段眼にする事は無い。

 今回奥日光では毎日出遭えた。シジュウカラ、キバシリ、エナガ、コガラ、コゲラ等と混成群を形成してワイワイ言いながら移動していた。湯川沿いでは赤い実を付けた樹木で盛んにヒガラが実を突いていたのに遭遇。こちらを気にするでもなく、赤い実を弄んでいた。

 その他、色々なモノを啄ばんでいる様だったが、口に咥えてはうっかり鳴いてしまい、落としてみたりユーモラスな生態を暫く観察できた。

チョンチョンと嘴で突いたり、

横から覗いて、

足で触って赤い実を押したり・・・

振り子のように赤い実を揺らせて遊んでいた。

どう考えても遊んでいるように見えるのだが、自然界の生き物がそんな事するだろうか?時々カメラ目線でこちらをジーッと見ているような気もするが、距離3mの第1次接近遭遇だった。