2015年8月13日木曜日

霧が峰八島湿原と蓼科山御泉水自然公園レポート、その5。 This is the nature report of Tateshina-highland and Kirigamine-highland in a mid-summer Part 5 .

 野鳥達の宝庫としても霧が峰・蓼科エリアは人気の場所だが、写真撮影愛好家にとって動かない被写体「野の花・高山植物」の宝庫でもある。里の花の時期が春先であるのに対し、標高1600m以上の八島湿原は初夏から真夏が花のピーク。毎週末通ってくると言う人にも出逢った。

 確かに今まで野鳥、野鳥と目を皿のように見開いてきたが、今回は蝶や高山植物にも眼を向けて色々勉強になった。湿原の花の専門家ではないので撮影中はその名前も判らなかったが、画像処理と共にパソコンで名前を検索出来た。今は昔のような植物図鑑だけではなく、季節、場所、花の色、形等をから逆引き図鑑のようなものもあり大変便利になった。

 今日はまず黄色~オレンジ系の色の花だけをアップ。

尾瀬や奥日光戦場ヶ原でも人気のゼンテイカ(=ニッコウキスゲ)1日で花は閉じてしまう。

オミナエシ、秋の七草に数えられている。

黄色いオミナエシの後ろに見える紫の坊主はワレモコウ。

メタカラコウとワレモコウ。ワレモコウは漢方薬草の一つ。

ワレモコウに留まるアキアカネ。成虫に成り立てでまだ赤くない。涼しくなると里に下りる。

マルバタケブキの群生。

マルバタケブキ。

キンバイソウ(キンポウゲの一種)

フシグロセンノウ

朝霧の中のフシグロセンノウ

コオニユリとキアゲハ