2015年8月9日日曜日

霧が峰八島湿原と蓼科山御泉水自然公園レポート。 This is the nature report of Tateshina-highland and Kirigamine-highland in a mid-summer.

 8月8日(土)の未明、午前0時に武蔵野を出て長野県の霧が峰高原・八島湿原を目指した。6年ぶりの八島湿原における真夏の野鳥撮影に向かったのだ。東京都心では史上初8日連続で35度超えの猛暑日が続き、異常気象とされていたが、果たして標高1600mmの八島湿原はどうだろう?期待はあまりしなかったが、その少ない期待を遥かに下回る成果でがっかりした。

 今年は野鳥が異常に少なかった。いつもは必ず居るはずのノビタキが全然居ない。ホオアカも数える程度。アオジにいたっては全然見えない。相変わらず居るのはウグイスだけ。標高1600mの八島湿原でも朝9時を超えると暑くて外に居たくない感じだった。

 野鳥は少ないものの、今年はアサギマダラという長距離を飛ぶ大型の蝶がやたら多く、非常に驚かされた。大型でフワフワ飛ぶのだが、前回来た時には目に入らなかった。今朝蓼科山の御泉水自然公園(標高1830m)にも沢山居たので今年は暑さのせいか高所に逃げているのかもしれない。自然の不思議を再び感じた。

まずは八島湿原での蝶の画像をご紹介。









 オニユリにぶら下がるキアゲハ、アサギマダラは胴体・顔までマダラ模様。最後のタテハチョウは羽根を閉じると真っ黒なので露出を超アンダーにして撮影した。閉じたときにアルファベットのL(エルが見えるので、エルタテハチョウだと思われる。その他、花や野鳥も順次アップ予定。