しかし山道は狭く、三脚がなかなか上手く開けない場所だったとの事。結局夢中で撮影中足元が滑り、カメラ三脚ごと露にまみれた草原に倒れこんでしまい、全身びしょぬれになったそうだ。勿論カメラはずぶ濡れ、故障し残念ながら修理だけでは終わらなかったと言う。その失敗以降CANONのフルサイズ上位機に替え機動力を増し、良い画像が沢山取れたと体験談を頂いた。
やはりカメラは撮影被写体の目的により種類や機能を選ぶべきで、お仲間の間で噂の話題カメラ、プロが使う名機ありきで「さー、何を撮ろうか?」などというのは愚の骨頂だと思う。この失敗談を下さった方は以前からお互いに撮影時のコツや失敗談、成功談をEメールで連絡しあっている北海道の方。被写体には事欠かないが、本州より自然環境の厳しい場所での経験談は非常に勉強になる。
朝8時過ぎになってやっと霧が晴れ八島湿原全域が見渡せるようになった。
ホオアカは木道から60m以上は離れた湿原の中で囀り続けている。
近くで撮れたのは湿原入口のゲート付近だけだった。
ホオアカのメスもしくは幼鳥?
コガラの小群が横切っていったが、繁殖後期なのだろうと思われた。
遠くの梢で囀る野鳥、戻ってパソコンで観たら何とアオジだった!異端児だろうか?
あと1ヶ月もすると湿原全体が黄色くなって草紅葉が始まる。9月以降半には冬鳥が見られるかも。