2014年7月7日月曜日

大雨、増水の時のヤマセミって、どうしてる? In a heavy rainy day, crested kingfisher lives as usual.

 人吉に通って丸四年目、通算160泊もした割に何故か幸運な事に、土砂ぶり・大雨の経験は4日間ほどしかない。昨年は阿蘇地域の災害の直後に訪熊だったが、土砂降りは1日だけそれもほんの2時間だけだった。ただ、球磨川も川辺川もミルクチョコレートを溶かしたような色をしていて、完全に澄んだいつもの水に戻るのに10日ほど掛かっていた。

 今も強烈な台風8号が九州を狙っているが、無事に過ぎてくれることを祈るしかない。台風が西側を通るか東側を通るかで、雨戸の釘打ちの順番を父に教わったのを覚えている。台風対策・準備作業は九州の男の子の父親伝承教育で重要な位置を占めている。

 雨の日の、あるいは洪水の後のヤマセミの暮らしは、いつもとあまり変わらないようだ。基本的に水に入って採餌する野鳥なので雨も川も変わらない。雨水が集まって流れるのが川の水だから問題ないのだろうと言ってしまえばそれまでだが・・・・。
昨年の写真集にも掲載したhシーン、雨を恨めしげに見上げるヤマセミ。
どうしようもない、土砂降りでも平気で飛んで行く。

雨粒をしのいで木の下を行くつがい

決行接近して飛んで行った。

先頭が母鳥、後ろ2羽が幼鳥。

チョコレート色の水面にヤマセミの画像は珍しい。

大雨で流れてきた大木の根っこ。佇むヤマセミの親子。