筆者は野鳥のみならず、天体や気象現象、更にはそれに伴う景色・風景の美しい変化を写真撮影する事が好きなのだ。…というより、心を動かされたものには何でもレンズを向けるという癖がある。これは尊敬する調布にお住いの写真家さんの非常に強い影響を受けているからだと認識している。下の画像は天体撮影の一例。
2020年12月土星と木星が接近した際、Canonの500㎜f4にX2エクステンダー着装画像。
この時のYAMASEMI WEB BLOGがこれ・・。
その方の作品の幅の広いジャンルは信じられないほど広い。なおかつどんな所にでもたった一人で飛んで行ってレンズを向けて撮影される。仕事の場合は別だろうが、そうでない場合は絶対に一人で行かれる様だ。
これは非常に良く判る。写真撮影というモノは基本的に一人で行わないと良い結果は生まれない。一人でなく誰かと一緒だと雑念は入るし、面倒くさいことが増える。集中できない、予測が出来ない、我が儘が言えない。
野鳥撮影においてはなおさらだ。よく、凄いプロ級の装備を持っていながら、仲間どうしで話し込んでいる撮影者集団をよく見かけるが、筆者的に言えば信じられない。そうしてそういう集団が自慢話に没頭する間に、ハイイロチュウヒのオスや、ヤツガシラなどを見逃した例をさんざん目の当たりにしている。
今日アップした三日月は、実は一昨日都心からの帰り、日没後の地平線上(~と言っても三鷹の住宅街だが)ギリギリに沈みゆくペーパームーンを発見!した為だ。
その三日月の光っていない残りの部分がはっきりと見えた事に感動!昨日もたぶん少しは見えるだろうと野川のハケの崖上へ行ってみたのだ。一昨日の画像はコンデジを手持ち(フェンスに押し付けはしたが)だったので充分に撮れていないが、昨日は色々な背景(と言っても月よりはるかに手前なのだが)越しに撮ってみた。
一昨日コンデジで撮影のペーパームーン。
これを撮った瞬間、明日(=昨日)も撮ろうと思った。
此処からが昨日の撮影。
富士山傍への夕陽・日没も撮影。
こういった感じでも三日月の残り部分が見えている。
三脚を使用すればもっと綺麗に撮れたろう。
周りが暗くなると残りの部分は徐々に見えにくくなっていった。三脚を使用せず公園のフェンスにカメラを乗せて撮ったのでどうしてもブレてしまった。普段三脚を使用しない筆者もさすがこういった天体撮影などではその必要性を感じた。反省。