2019年2月7日木曜日

真冬の東京、四谷~飯田橋界隈外堀の野鳥情報。 Wild-Birds information of Soto-bori from Yotsuya-Iidabashi area.

 人吉の球磨川や東京三鷹の野川での野鳥レポートをご紹介しているこのYAMASEMI WEB BLOGだが、今日は東京の山手線の内側、いわば首都のど真ん中の旧江戸城外堀から野鳥情報をお届けしようと思う。

 明治神宮や新宿御苑にはもちろん多くの野鳥が居て、このブログでも幾度かレポートしたが、中央線快速・中央総武線鈍行の線路に沿って四ツ谷駅から御茶ノ水駅まで並行している外堀。

 意外に色々なカモが越冬する事で有名な場所だ。スズガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、マガモ、カイツブリなどが越冬する上、ユリカモメ、カワウなども結構飛来する。ダイサギ、アオサギ、コサギ、ゴイサギなども土着で通年居る様だ。皇居の中、あるいは内堀からの飛来もある様だ。

 北風さえ強くなければ、ウォーキングにも最適のコースだろう。

 まず一番多いのが、毎年ここで越冬する数の多いハシビロガモだ。上野の不忍池にも居るが、此処と往復しているかもしれない。なおかつ此処のハシビロガモは毎年グルグル回りながら採餌する独特の生態を見せてくれるので有名だ。海外からの観光客にも教えると驚きながら撮影していた。
ハシビロガモ

採餌のグルグル回りは今年も健在だった。

動画で撮影したのでご参考までに・・・。

今や全国どこにでも居るオオバン。

カイツブリの若鳥、まだ幼鳥独特の縞模様が消えていない。



3羽のゴイサギとアオサギが日向ぼっこ?


道路に一番近い所でササゴイ(ゴイサギの幼鳥)に遭遇。

意外に面白い都心の外堀、一度お出かけされる事をお薦めしたい。